2012年7月20日金曜日

やる気が出る方法

このところ、「やる気」について考えている。
そもそも、「やる気」、つまり、意欲とはどこから湧いてくるのだろう。

日本語を教えている私にとって、学習者のやる気は授業を左右する。
横溝紳一郎氏の三段論法によると、

 「学習者のやる気の有無が学習の成果に大きな影響を与え、教師の言動がそのやる気に大きな  影響を与えるとするのなら、教師の言動が学習者の学習成果に影響を与えることになる」
(『日本語教師のためのTIPS77① クラスルーム運営』より)

というのだから、教師の責任は重大だ。
そもそも、やる気ってどこからどのように出てくるのだろう。
教師とか、親とか、友達とか、会社の上司とかのかかわりから誘発されたのか、あるいは、お金とか、旅行に行くとか、そういった自分にご褒美を与えるような外的な要因で引き出される場合もあるだろう。

もし、実現可能な目標があればやる気が出るというのなら、「この文献を今日中に読んだら、大好きなハーゲンダッツのアイスクリームを買いに行こう」とかいうことで、気持ちが前向きになるということだ。
でも、私は、アイスクリームごときではやる気が出ない。
どちらかというと、やらなければならないといった強迫観念みたいなものに突き動かされるほうが多い。そして、やる気を出して頑張った後は、ゆっくり休みたいと思う。
これも、個人差があるんだろうけど。

「やる気」に欠かせない要素は
Mission(使命感)
Vision(見通し)
Passion(情熱)
だそうだ。

「使命感」や「見通し」はある程度その持ちようが想像できるし、そういった状況に置かれればおのずと持ち得るものと考えられるのだけど、「情熱」というのはどうだろう。
「情熱を持ちなさい」と言われても、そう簡単に「情熱よ出てこい」というわけにはいかないだろう。
横溝氏は情熱について、「学習者は、情熱をもって接してくれる教師がいるとやる気が出る。教師の本気が、学習者のやる気を生む」と言っている。

では、傍らに情熱を持った「教師」がいない場合、どうすればいいのか。

ドラえもんのポケットから、情熱先生を出してほしい。
そんなことを考えている私は、、、
つまり、、、、

スランプ!!
かな?

自分のやる気はともかくも、
教室では、学習者にやる気を出させるような言動をしなければならない。。。
毎日毎日、教壇に立っている私のお友達先生方、本当にすごいわ!!

そろそろ、主婦の仕事の時間。
今日の夕飯は何にしようか。。。
どういうものか、今まで混沌としていた脳が、夕飯の準備が近づくと活性化してくる。

やっぱり、私は、机上よりキッチンが向いているのかなあ。