2012年5月31日木曜日

何度目?の正直

トイプードルののんちゃんです。
昨年10月に膝蓋骨脱臼の手術をし、それが最初で最後と誰もが思っていたのに、結局、3度にわたる手術をし、やっと今日、最後の手術が終わりました。
このカラーと包帯も、これで最後です。
本当によく頑張った!!

来週の月曜日に抜糸をして、治療は終了となります。
あとは、剃った足の毛がはえそろえば、普通に戻ります。

先生も明るい表情でした。
とにかく、責任を感じて、2回目以降はこちらの費用負担はありませんでしたから。


術後の様子

トイは頭がいいとよく聞いていたけれど、昨日は本当にそう思いました。
ご飯は食べない、家族が帰ってきても玄関までで迎えに行かず、ずっとクッションの上で寝たまま、ちらりと目をやり、お愛想程度にしっぽを振る。
「調子が悪いんじゃない?」と娘に言ったら、
「手術が嫌なんだろう。しんどいふりしてるだけやわ」って。
子どもたちもそんなことあったのでしょうか。
気持ちがよくわかるようでした。

早く元気にな~れ。

2012年5月11日金曜日

母の日の贈り物

去年の母の日に、長女からカーネーションの贈り物をもらいました。長女は同居している私の母にも色違いのカーネーションをプレゼントしました。
母はよほど嬉しかったらしく、毎日水をやり、時間によって日当たりのいいところに置き場所を替え、大事に大事に育てていました。
一方、、、、、私はひどかった。
2週間後、母のカーネーションはまだ生きていたけど、私のは悲惨な姿になっていました。
決して娘の気持ちを大事にしていなかったわけじゃない。
言い訳になるかもしれないけど、大学院生の私には自分と家族とペットのことで日常のことは精いっぱいでした。
花が枯れて茎だけになったカーネーションの鉢を捨てることもできず、すべてが土に返ったあとも空っぽになった鉢を見ては罪悪感に駆られていました。

そして、、、、、、
今年の2月23日、私の誕生日。
娘からのプレゼントは、やはり”花”でした。
でも、娘もよく考えたもので、花は花でも”ブリザードフラワー”を贈り物に選んだのです。
さすがにこれは枯れない。
生花は、私と相性が悪いのですから。

さて、こんなことを考えながら、車で仕事場に向かっていたとき、また、言葉に引っかかりました。
それは、
”生花”
なぜか、頭の中でこの漢字を思い浮かべながら「なま・ばな」と読んでいます。
なんだか、「なま」のほうが、今の心境にピッタリと合います。

そこで、ふと考えた。
「生」という字は、「せい」と読む場合と「なま」と読む場合があります。
この違いは何なのか。
なぜ、「なま・ばな」がピッタリ来たのか。

大辞林には、初めの2項に次のような意味が挙げられています。
食物などを煮たり焼いたりしていないこと。加熱・殺菌などの処理をしていないこと。また、そのさま。「魚を―で食う」「しぼりたての―の牛乳」
作為がなく、ありのままであること。また、そのさま。「国民の―の声」

例えば、生野菜、生卵、生魚、生肉、生物
     生放送、生演奏、
もし、直接歌手の浜崎あゆみを見たら、「生あゆ」ってことになる?

「なま足」を初めて聞いたときは、造語力のすごさに感心しました。何も履いていない足を指すのだけど、素足とはまた違うんですね。素足のほうがよほど響きがいいと思うのですが、ファッションにおいては「なま足」を好んで使っていました。この感覚がいい感じに響くのがまた不思議です。特に男性にはたまらない響きだったようです。
こんなことを考えながら、今日の仕事先、鳴門に到着。

さて、問題の「母の日の贈り物」
今年は「なまもの」、それとも「加工品」?

ちなみに義母への贈り物は、腕を通せるストールのようなもの。
義母もきっと私に言いたいことあるんだろうなあ。贈り物。。。


2012年5月10日木曜日

ヒマ人、、、ではありません!!

ちょっとご無沙汰。
大学院を卒業したら少しは暇になると思ったけど、相変わらずバタバタしています。
この「バタバタする」というのは、日本人の特徴でしょうか?
たしかに、「あなた暇でしょ?」って言われると、何だかムッとしてしまいます。「人をヒマ人のように思わないで」などと言い返してしまいそうです。なぜでしょう?
日本人は「忙しく働いていること」を好む、いや、美徳としているのでしょうか。

ところで、日本語にはヒマ人のように「○○人」っていう言葉がいろいろあります。
代表的なものと言えば、、、、
日本人、外国人、そういえば、たまに「徳島人」って言われることがあります。関西人とは言うけど、徳島人には少々違和感があります。最近は、「ヒミツのケンミンショー」で「○○県民(けんみん)」という呼び名に慣れている人も多いかもしれません。
まあ、いずれにしても、「○○人」というのは「人(ひと)」のことなんですね。
社会人、成人、企業人もあります。
読み方は違いますが、商売人、遊び人なんてのもありますね。

ところで、これは?
宇宙人(うちゅうじん)
怪人(かいじん)

日本語を教える仕事をしていると、言葉にいつも関心を持っていなければならないとよく言われます。でも、いつもこんなことを考えていると、本当に「ヒマ人」と思われてしまいます。
教えるためには、自分も学ぶ時間が必要という理由で、テレビを見たりネットを検索したり。。。
私は忙しいのです!!

今日は、NHK教育TVで高校数学講座を見ました。
テーマは「2進法」です!!
本当に長らくご無沙汰の「数の数え方」でした。
こんなややこしい数え方なんて、日常的には必要ありません。すぐにチャンネルを替えようと思ったのですが、この番組は実に素晴らしい!! 最後まで見ずにはいられませんでした。私を釘付けにしたのは、2進法を使ったマジックです。

このマジックというのは、ひらがな31文字で作った和歌(三十一文字みそひともじ)の中から一文字を選んでもらって、それを当てるというマジックです。トランプのマジックにも同じようなものがありましたが、ひらがなでもできるということは、楽しみながら仮名をおぼえるのに応用できそうです。

それから、今教えている大学の学生は工業系ですから、計算は早いと思うので、ぜひ、この方法を伝授(でんじゅ)したいと思います。誕生会や留学生交流会の「芸」の足しになるかもしれません。

今日の収穫は大きかった!!

こんな時間にブログを書いている私ですが、
決してヒマ人ではありません!!
、、、と思いたい。